ヘッドフォンとしてaudio-technicaのATH-A900Xを購入した時に、クリップマイクとして使用できるSiberia Microphoneを同時に買っておきました。しばらく使用しましたので印象なりをまとめておきます。
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SteelSeries Sensei 追加検証
先日レビューを公開したSenseiですが、使用している上で違和感を感じるようになりましたので、改めてセンサー周りの検証を進めてみました。
使用環境
| OS | Windows7 x64 Ultimate |
|---|---|
| CPI | 1000 |
| ポーリングレート | 500Hz |
| 手のサイズ | 20cm (人差し指の先から手首のシワまで) |
| 各種バージョン | SteelSeries Engine:2.1.683 Firmware:215 |
| 特殊設定値 | FREEMOVE:0 EXACTACCEL:0 EXACTAIM:0 EXACTLIFT:22% |
| マウスパッド | Scarab |
| レギュレーション | 1.1 |
EXACTAIM0でのCPI変動について
レビューで掲載しているネガティブアクセルの測定を行った際、結構不安定な挙動でして、実は何度か測定をやり直しつつ、結果をまとめたと言う経緯があります。まぁそれは良いとして、Senseiを使用している間にも「ん?」っと思うことが何度かありました。具体的には自分の感覚に対して「カーソルが動きすぎる」「カーソルがついてこない」というものです。はじめはパッドやセンサーの汚れだろうかと思っていましたが、どうもそうではない様子。
「EXACTAIMは0で設定しているけど、移動量の差は少し出ていたなぁ」と言うことを思い出したので、MambaのFirmware Version:1.06と比較してみることにしました。結果を以下に紹介します。

まずはこれ。すべてSenseiでの結果です。かなりゆっくり目で動かすと1,2のような結果が、普通に動かすと3のような結果が得られます。では同じ環境、速度でMambaと比較してみます。

だいたい同じように測定して以上の様な差が出ます。まぁ、Mambaは変動しようが無いのですが、Senseiの方はこんな感じ。多分、Mamba2012やImperatorなどではもう少し顕著に帰りの移動量が増えると思いますが、結論としてはEXACTAIMが0でも動き出し、もしくは超低速だと移動量が欠落すると言うことで間違いありません。
考察
ぼんやり分かっていたことですが、SenseiでEXACTAIMを0に設定しておいても、結局Offには出来ず、マウスのスピードによってカーソルの移動量が変わり、加速がかかったような印象になることを明確にできました。ネガティブアクセルの検証で思ったように動かなかった(ネガティブアクセルが若干出たり出なかったり)というのは、少なからずこの症状に起因しているのだと思います。
直線補正が全くかからず、動的なDPI変動のないMambaに戻ってみるとやはりSenseiの違和感がはっきりします。とはいえ、本当に微少な挙動ですので、気にならない人は気にならないレベルであり、実際にゲーム中のAIMやコントロールに影響するかと聞かれると、そこまででは無いように思います。非常に完成度の高いマウスですので、少し残念な気もしますが、私の場合はMambaに戻ることになりそうです。
SteelSeries Sensei レビュー
使用環境
| OS | Windows7 x64 Ultimate |
|---|---|
| CPI | 1000 |
| ポーリングレート | 500Hz |
| 手のサイズ | 20cm(人差し指の先から手首のシワまで) |
| 各種バージョン | SteelSeries Engine:2.1.588.40015 Firmware:205 |
| 特殊設定値 | FREEMOVE:0 EXACTACCEL:0 EXACTAIM:0 EXACTLIFT:22% |
| レビューレギュレーション | 1.1 |
形状
Senseiは左右対称であり、かぶせ持ち以外の持ち方に対応できる形をしています。サイドのマット加工と表面のメタルコーティングのおかげでグリップ性能は非常に高くゲーム中に滑ることがありません。
代表的な3タイプの持ち方での写真を公開しておきます。
クリックボタン
若干ではありますが右クリックが左クリックより重いバランスになっています。しかし、クリックそのものは非常に軽く明瞭であり、適度な遊びもあり快適です。連射もしやすい仕上がりです。
サイドボタン
サイドボタンは左右に2つずつ備わっていますが、利き腕側のボタン(右なら右側、左なら左側)は薬指で押すポジションにあるため実質的に使えません(私の場合はボタン割り当てをクリアしています)。ボタンの出来は素晴らしく、こちらについても軽く明瞭ですが、遊びがある分誤入力もしにくい仕様になっています。
ホイール
ホイールのノッチは結構な引き込み感がありますが、決して強いわけではなく、DeathAdderよりやや強い程度のバランスで非常に心地よい操作感です。ホイールクリックは堅いので即応性は低く多用する機能の割り当てには向きません。
ケーブル
布巻が施され丈夫なケーブルになっています。同様の加工をしているRazer製品に比べてケーブルの太さが一回り太く、マウスバンジーなどで挟み込むことが出来ませんでした。
マウスパッドとの相性
素材別に代表的なマウスパッドとの相性表を公開します。
| 布1
QcK |
布2
飛燕 |
プラ
Scarab |
シリコン
Megasoma |
メタル
Ironclad |
ガラス I-2 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
NA/PA |
若干 | 若干 | 若干 | あり | 若干 | なし |
| CS | なし | なし | なし | あり | なし | なし |
| ぶれ | なし | なし | なし | あり | なし | なし |
|
Lift Off |
2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 |
| 相性 | 可 | 可 | 良 | 不可 | 可 | 優 |
※NA/PA — ネガティブアクセル、ポジティブアクセル
※CS – カーソルスキップ
基本的には硬質なパッドとの相性が良い様です。布でも若干のネガティブアクセルが確認できましたが、私にとっては実用上特に問題なしとして「可」としました。
特殊設定
FREEMOVE
直線補正の強度を設定できます。0で完全Offということでは無いようで、0でも若干の直線補正がかかっているようです。

EXACTACCEL
加速設定です。10にすると非常に気持ち悪い挙動になります。この機能は割愛します。
EXACTAIM
Razerで言うところのDynamicDPIScalingに相当する機能です。実はSensei購入の目的はこの機能の検証が大半です。体感的には上記の加速機能とほぼ同意であり、高速でプラスに補正するか、低速でマイナスに補正するかの差です。0だとクリックぶれも無しにほぼOff(誤差程度)にできるようです。素晴らしい。

どこかで見たような画像だと思いますが、5あたりに設定するとRazer的な印象に仕上げることが出来ます(笑)。それ以上の設定は割愛します。
EXACTLIFT
一番距離の短かったI-2にて、設定値による際を見てみましょう。
| 設定値 | 枚数 |
|---|---|
| 22% | 1 |
| 44% | 1 |
| 66% | 2 |
| 88% | 2 |
| 100% | 2 |
材質によっては22%以下の設定値では途端にトラッキングに異常が出てきますので22%がおすすめです。I-2の場合デフォルトでも1枚と短めの特性なので、0にすると全くトラッキングしなくなります。なかなか優秀な機能です。
総括
満を持して発売されたSenseiは、Razer派の私でも、その完成度が高さに脱帽するしかありません。過去に支持されている形状を踏襲し、高いグリップ性、各種ボタンの完成度、無難なセンサー性能、詳細な調整機能、そして電飾。高速動作時にセンサーに少し不安定な面が見られますが、結局のところ値段くらいしか大きな隙がありません。高い性能を保ちつつ、遊びも忘れずにこれほど隙の無いマウスは今までありませんでした。そしておまけに一度設定しておけばドライバレスという文句なしの機能までついています。
価格からして入門用のカテゴリには決して入りませんが、ゲーミングデバイスが好きであればそのうち買うことになるデバイスの1つだと考えます。非常に気に入りましたので、そのうち追検証としてポーリングレートの揺らぎなど測定してみたいと思います。
SteelSeries Sensei Unboxing
いよいよ日本でも発売されましたSensei。開封動画公開します。
