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タグ ‘マウス’ のアーカイブ

Naga Hexに思う

2012 年 1 月 11 日 14:00 コメントを投稿する 405 views

Razer Naga Hex

久しぶりにRazerから新しいマウスが発表されました。それがこのNaga Hexです。スペックシートやティザーサイトを見て、最近失いつつあったRazerへの期待感が高まりました。その理由なりを所感を添えてを書きたいと思います。

”の開発も忘れていなかった

最近は従来製品を少し変更したコラボレーションモデルやコンソール向けのコントローラー、あるいはヘッドセットなどが続いていましたが、やはりPCにおけるゲーミングデバイスの主役である”マウス”を作らないことには盛り上がりません。そういった面からマウスのラインナップが増えるというのは純粋に嬉しいことです。

ユーザーの意見を反映した製品

私のブログでもNagaNaga Epicのレビューなどで再三指摘してきたことですが、弱点であった「サイドキーの即応性」と「押し分け」を十分に解決してくれるであろう構造をしているのがNaga Hexです。サイトの方でも250APMという謳い文句にしているくらいで、250APMといったら、殆どクリックボタンと変わらない感覚であるはずなので、相当に押しやすくなっていることが期待できます。また、キーを6個に削減し、その代わりにサムレスト(親指置き場)を交換可能なキャップ形式で提供するという思い切りの良い(半ばNagaを否定する)改良を加えることで、可能な限りの押し分けに対応し、これまた以前の欠点の一つであった「力強くホールドできない」と言った問題も解決しています。この辺り、ユーザーとしては購入して文句を言った甲斐があったというものです。

Razerらしさ

Naga HexにおいてもRazerらしさを忘れていません。Razer製品というのは、どこか尖って良い特徴があると、どこかでとんでもなくマイナスな欠点を持っているのが常です。今回は、古くはLogitechのMX510を思い出すようなこの柄と、相変わらず3.5Gレーザーセンサーだと言うことでしょう。色についてはこれ以上の言及はしませんが、なぜここにきて4Gセンサーじゃないのかと誰もが思ったはずです。背景を考えれば在庫や開発コストから来ていることは簡単に予想できますが、3.5GレーザーセンサーということはDPIスケーリングの作用により強烈な補正がかかります。4Gデュアルセンサーなら十分実用可能だったのに…と思うのは普通ですね。うん、まぁこれがRazerです。

結局のところ本当に良い製品が欲しい人にとっては悩ましいマウスになりそうですが、過去の製品を否定することになっても改良するという姿勢は評価したいですね。ということで、少し期待をもちつつ今年のRazerを見ていきたいと思います。

Razer Imperator 新旧比較検証

2011 年 12 月 27 日 12:30 コメントを投稿する 468 views

Razerの4Gセンサー(デュアルセンサー)が発表されてから、RazerのフラッグシップモデルであるMambaとImperatorは旧型の3.5Gレーザーセンサータイプが置き換えられた訳ですが、今回はImperatorについて、旧型と新型の比較検証(主にパッドとの相性)を行ってみましたので、考察と共に公開します。以後、従来のImperatorを「旧型」と、新型のImperator 2012を「2012」と省略させていただきます。

使用環境

OS Windows7 x64 Ultimate
DPI 共に1000
ポーリングレート 共に500Hz
手のサイズ 20cm
(人差し指先から手首のシワまで)
各種バージョン Imperator Firmware version:1.13
Imperator Driver version:1.02
Imperator 2012 Firmware version:1.01
Imperator 2012 Driver version:2.00
特殊設定値 Imperator 2012 Surface Calibration:off
レギュレーション 1.1

表面加工

表面加工はRazerのマウスDeathAdderとDeathAdder BlackEditionの差と同様です。詳しくはこの辺りの記事が参考になるかと思います。ただし、DeathAdder BlackEditionとは違いRazerのエンブレムが光ります。その変わりにMamba 2012の様な色の調整はできません。クリックやボタン・ホイールなどについては質感の違いだけで印象はほぼ変わりません。

20111225_163258

マウスパッドとの相性

代表的なパッドとの相性は以下の通りです。

旧型

  布1
QcK
布2
飛燕
プラ
Scarab
シリコン
Megasoma
メタル
Ironclad
ガラス
I-2

NA/PA

若干 若干 若干 若干 若干 若干
CS なし なし なし なし なし なし
ぶれ あり あり なし あり なし なし

Lift Off

2 1 1 1 2 1
相性

2012

  布1
QcK
布2
飛燕
プラ
Scarab
シリコン
Megasoma
メタル
Ironclad
ガラス
I-2

NA/PA

若干 若干 若干 若干 若干 若干
CS なし なし なし なし なし なし
ぶれ あり なし なし なし なし なし

Lift Off

2 1 1 1 2 1
相性

※NA/PA — ネガティブアクセル、ポジティブアクセル
※CS – カーソルスキップ

すこし複雑な話になりますが、NA/PAが全て若干であるのはDynamic DPI Scaling(以後DPIスケーリング)の影響の為です。レギュレーション1.1の測定方法では全てにおいて移動量に差がでますが、これらはDPIスケーリングが原因であり、パッドに起因するものは無いと言う判断で「若干」という表現をしています。

2012になり少し柔軟性が増しています。やはり硬質系のパッドとの相性が良いようですね。

DPIスケーリングの差

さて、DPIスケーリングの効き具合を見てみます。

imperator dpi

同じ速度・同じ距離にて上記の様になります。Mambaでのレビューの通り、2012では随分マシになっています。これはほぼSenseiの挙動と変わらないと言っても良い程微妙な差です。対して旧型は非常に苦しい。通常用途で十分にあり得るスピードでも結構削られることがありますので、やはり明瞭に引っかかりを感じます。

総括

現状は製品が置き換えられていますので選択することはできませんが、結果を踏まえても2012を購入する方が良いですね。DPIスケーリングの振る舞いも随分マシになり、パッドに対する柔軟性も上がっていますので、旧型を使用していてImperatorを気に入っている人にとっては2012は十分購入に値すると思います。

初心者にオススメできるようなマウスではありません(というかRazer製品全般がそうです)が、つまみ”持ち特化型のRazerマウスを使いたい人”には2012がベストなマウスだと思います。

Razer Imperator 2012 Unboxing

2011 年 11 月 19 日 12:00 コメントを投稿する 572 views

センサーと外装が刷新されたImperater2012の開封動画を公開します。

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SteelSeries Sensei 追加検証

2011 年 11 月 18 日 22:10 2 コメント 1,081 views

先日レビューを公開したSenseiですが、使用している上で違和感を感じるようになりましたので、改めてセンサー周りの検証を進めてみました。

使用環境

OS Windows7 x64 Ultimate
CPI 1000
ポーリングレート 500Hz
手のサイズ 20cm
(人差し指の先から手首のシワまで)
各種バージョン Engine:2.1.683
Firmware:215
特殊設定値 FREEMOVE:0
EXACTACCEL:0
EXACTAIM:0
EXACTLIFT:22%
マウスパッド Scarab
レギュレーション 1.1

EXACTAIM0でのCPI変動について

レビューで掲載しているネガティブアクセルの測定を行った際、結構不安定な挙動でして、実は何度か測定をやり直しつつ、結果をまとめたと言う経緯があります。まぁそれは良いとして、Senseiを使用している間にも「ん?」っと思うことが何度かありました。具体的には自分の感覚に対して「カーソルが動きすぎる」「カーソルがついてこない」というものです。はじめはパッドやセンサーの汚れだろうかと思っていましたが、どうもそうではない様子。

「EXACTAIMは0で設定しているけど、移動量の差は少し出ていたなぁ」と言うことを思い出したので、MambaのFirmware Version:1.06と比較してみることにしました。結果を以下に紹介します。

sensi

まずはこれ。すべてSenseiでの結果です。かなりゆっくり目で動かすと1,2のような結果が、普通に動かすと3のような結果が得られます。では同じ環境、速度でMambaと比較してみます。

mamba-sensei

だいたい同じように測定して以上の様な差が出ます。まぁ、Mambaは変動しようが無いのですが、Senseiの方はこんな感じ。多分、Mamba2012やImperatorなどではもう少し顕著に帰りの移動量が増えると思いますが、結論としてはEXACTAIMが0でも動き出し、もしくは超低速だと移動量が欠落すると言うことで間違いありません。

考察

ぼんやり分かっていたことですが、SenseiでEXACTAIMを0に設定しておいても、結局Offには出来ず、マウスのスピードによってカーソルの移動量が変わり、加速がかかったような印象になることを明確にできました。ネガティブアクセルの検証で思ったように動かなかった(ネガティブアクセルが若干出たり出なかったり)というのは、少なからずこの症状に起因しているのだと思います。

直線補正が全くかからず、動的なDPI変動のないMambaに戻ってみるとやはりSenseiの違和感がはっきりします。とはいえ、本当に微少な挙動ですので、気にならない人は気にならないレベルであり、実際にゲーム中のAIMやコントロールに影響するかと聞かれると、そこまででは無いように思います。非常に完成度の高いマウスですので、少し残念な気もしますが、私の場合はMambaに戻ることになりそうです。

PURETRAK社製ソール2種 インプレッション

2011 年 11 月 12 日 5:57 コメントを投稿する 422 views

日本でも一部店舗で売っていますが、今回直接PURETRAK社で注文しておいたソールが届いたので早速試してみました。今回注文したのは以下の2商品になります。

  • PERFECT GLIDE — $3.99
  • HD — $5.99

以上で合計$9.98。送料はメール便なので海外からの直接注文でも$1.53で合計$11.51、約900円で購入することができます。既に海外のゲームDL販売サイトで買い物している人は難なく購入することができると思いますので、オフィシャルサイトからの直接注文おすすめです。なお、今回は1枚ずつ購入したので上記の値段となっていますが、商品としては5枚セットまで準備されていますので、それを購入すると1枚あたり$3までコストを落とすことができます。ちなみに、発送通知メールから10日前後で届きます。

使用環境

Sensei
マウスパッド Scarab
インプレッションレギュレーション 1.1

インプレッション

20111112_04451020111112_044441

左側がPERFECT GLIDE、右側がHDになります。パッドにはScarabを使用し、指で擦らせることで感触を比較してみました。

PERFECT GLIDE

青色の濃い方がこのソールになります。事前に知ってはいましたが、なかなかクールです。ソール自体がなかなか柔らかい仕上がりをしていますので、適度に滑りよく止めやすいといった印象になります。

HD

水色がこのソールになります。HDは100%テフロンという触れ込みで売っているようですね。確かにその通りで、材質も堅く厚みがあり、テフロンシートをそのままカットした様に角も立っています。この特性が滑りの良い印象になっているのではないかと思います。

厚みを比較した写真を貼っておきます。

20111111_03362320111112_045924

最終的にはPERFECT GLIDEを使用するということに落ち着きました。Senseiのデフォルトのソールもなかなか良いものでしたが、少しだけ滑らかになり、止めやすい感じになりました。やはり青いソールはクールです。

総括

最終的には好みとパッドによる選定となると思いますが、パッドの材質とそれぞれのソールを組み合わせた場合の特性をまとめます。

fi

基準がないのであくまでHDとPG(PERFECT GLIDE)の相対的な特性表となりますが、非常に安価ですし、一度試されてみることをおすすめしておきます。