Razerの4Gセンサー(デュアルセンサー)が発表されてから、RazerのフラッグシップモデルであるMambaとImperatorは旧型の3.5Gレーザーセンサータイプが置き換えられた訳ですが、今回はImperatorについて、旧型と新型の比較検証(主にパッドとの相性)を行ってみましたので、考察と共に公開します。以後、従来のImperatorを「旧型」と、新型のImperator 2012を「2012」と省略させていただきます。
使用環境
| OS
|
Windows7 x64 Ultimate |
| DPI
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共に1000 |
| ポーリングレート
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共に500Hz |
| 手のサイズ
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20cm (人差し指先から手首のシワまで) |
| 各種バージョン
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Imperator Firmware version:1.13 Imperator Driver version:1.02 Imperator 2012 Firmware version:1.01 Imperator 2012 Driver version:2.00 |
| 特殊設定値
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Imperator 2012 Surface Calibration:off |
| レギュレーション
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1.1 |
表面加工
表面加工はRazerのマウスDeathAdderとDeathAdder BlackEditionの差と同様です。詳しくはこの辺りの記事が参考になるかと思います。ただし、DeathAdder BlackEditionとは違いRazerのエンブレムが光ります。その変わりにMamba 2012の様な色の調整はできません。クリックやボタン・ホイールなどについては質感の違いだけで印象はほぼ変わりません。

マウスパッドとの相性
代表的なパッドとの相性は以下の通りです。
旧型
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布1 QcK |
布2 飛燕 |
プラ Scarab |
シリコン Megasoma |
メタル Ironclad |
ガラス I-2 |
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NA/PA
|
若干 |
若干 |
若干 |
若干 |
若干 |
若干 |
| CS |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
| ぶれ
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あり |
あり |
なし |
あり |
なし |
なし |
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Lift Off
|
2 |
1 |
1 |
1 |
2 |
1 |
| 相性
|
可 |
可 |
良 |
可 |
良 |
良 |
2012
|
|
布1 QcK |
布2 飛燕 |
プラ Scarab |
シリコン Megasoma |
メタル Ironclad |
ガラス I-2 |
|
NA/PA
|
若干 |
若干 |
若干 |
若干 |
若干 |
若干 |
| CS |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
| ぶれ
|
あり |
なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
|
Lift Off
|
2 |
1 |
1 |
1 |
2 |
1 |
| 相性
|
可 |
良 |
良 |
良 |
良 |
良 |
※NA/PA — ネガティブアクセル、ポジティブアクセル
※CS – カーソルスキップ
すこし複雑な話になりますが、NA/PAが全て若干であるのはDynamic DPI Scaling(以後DPIスケーリング)の影響の為です。レギュレーション1.1の測定方法では全てにおいて移動量に差がでますが、これらはDPIスケーリングが原因であり、パッドに起因するものは無いと言う判断で「若干」という表現をしています。
2012になり少し柔軟性が増しています。やはり硬質系のパッドとの相性が良いようですね。
DPIスケーリングの差
さて、DPIスケーリングの効き具合を見てみます。

同じ速度・同じ距離にて上記の様になります。Mambaでのレビューの通り、2012では随分マシになっています。これはほぼSenseiの挙動と変わらないと言っても良い程微妙な差です。対して旧型は非常に苦しい。通常用途で十分にあり得るスピードでも結構削られることがありますので、やはり明瞭に引っかかりを感じます。
総括
現状は製品が置き換えられていますので選択することはできませんが、結果を踏まえても2012を購入する方が良いですね。DPIスケーリングの振る舞いも随分マシになり、パッドに対する柔軟性も上がっていますので、旧型を使用していてImperatorを気に入っている人にとっては2012は十分購入に値すると思います。
初心者にオススメできるようなマウスではありません(というかRazer製品全般がそうです)が、つまみ”持ち特化型のRazerマウスを使いたい人”には2012がベストなマウスだと思います。