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DRTCM38の遅延を検証してみる

2013 年 3 月 25 日 18:14 1 コメント 6,582 views

DRTCM38を使用して数日、確かに若干ヌルっとした違和感があります。なんとかその現象をデータとして捕捉できないかと考えた結果、良い方法を思いついたので早速やってみました。

  • マウスを2つPCにつなげ、右クリックのチェックをいれてログを保存開始
  • 片方のマウスは上下逆にし、同時に右に素早く動かす
  • csvをプラスとマイナスの成分にわけ、累積を計算してグラフ表示(マウスの横の移動成分のみ)

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これはTwitterの方で先に公開させていただいたグラフです。単位が抜けていますが縦軸が移動ピクセル(ドット)、横軸が秒になります。Diffという緑色の線はその時間における青と赤の差分を表示しています。要するにこの線の山が小さければ小さいほど同時に動いているということです。

このグラフを見ると分かりますが、37に比べ、38は最大35msほどずれてデータが出てきて、最終的には変わらない移動量になっています。これはやはり遅れているということになるのではないでしょうか。

これだけでは信憑性に乏しいので、同じ方法でデータを集めてみました。

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移動量が極端なところがあるので、37と38で再度測定しています。このグラフでは最大25ms程ズレがあります。

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次に37とRazerのMambaで測定。最大10msといったところでしょうか。

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37とMambaの無線モード。最大12msくらいでしょうか。良く見ると有線より若干遅くなるようです。

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最後にMambaの無線モードと38。この場合は最大16ms程38の方が遅くなります。

相互にデータを取り終わったので関係性を以下の様にまとめてみます。

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「DRTCM38が遅い」という言葉だけが一歩きしていますが、結果としてみるとこのようになりました。確かに37が一番速く、38が一番遅いという結果になっています。DRTCM37が一番速いので基準とし、そこからの遅延量を棒グラフにしました。結構面白いデータですので、今回だけで無くどんどん測定してマウスを追加していければ良いデータになりますね。

各マウスこの遅延がどの部分で出ているのかが非常に重要になります。そもそもセンサーから出てくる時点で遅れていたのならば、マウスにはどうしようもありません。その点でも、このグラフにマウスが増えてくれば、何らかの傾向がつかめるかもしれません。一応37-38のデータについてはクラスト様にも報告しています。

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