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Mamba vs Imperator vs Naga 外形編

2010 年 8 月 1 日 19:00 2 コメント 4,472 views

1回目の今回は外形編ということで、マウスの形状やボタン、ホールド感について見ていきたいと思います。

外形編を始める前に注意書きとして紹介しておくと、私は手が大きい方で、中指の先から手首まで約20cmあります。それを前提に読み進めて頂きたいと思います。

全体形状

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見てわかると思います。全体の大きさからすると、Mamba>Imperator>Nagaの順で大きい様子。Nagaはそのインパクトからデカそうという印象がありますが、決してそうでもなく、この中では一番小さいマウスです。次に高さを見てみると、こちらも同じでMamba>Imperator>Nagaの順となっています。

ボタン

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クリックボタンはNagaが一番小さく、次にMamba、そしてImperatorの順。軽さも同順で、Nagaのクリックの引っ掛かりの無さはなかなか好印象です。

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サイドボタンは全く違うこれらのマウス。Mambaはシンプルなサイドボタン、Nagaは言わずもがなGrid型の12キー、Imperatorは可動型の細長いサイドボタンになっています。ボタンの重さはImperatorが一番軽く、ベストな反発具合で一番押しやすい。NagaのGridキーは指の置き場がキー上にならざるを得ない作りを懸念してか、結構重いボタンです。Mambaのサイドボタンは滑り止め加工もしてあり面積も広く押分のしやすいボタンになっています。

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サイドボタン以外に各マウスについている2つの追加ボタン。デフォルトではDPIの切り替えが割り当てられています。Mamba、Nagaに関してはゲーム中に押したり、といったことはほぼ不可能なポジションですね。Imperatorのボタンは「つまみ持ち」であればすんなり押せる場所に配置してあります。ホイールに関しては全く同じものが使われているようです。

ソール

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ソールはMamba、Imperatorについてはほぼ定番という配置。敏感なセンサーへの対策としてテフロンリングもしっかり取り付けてあります。注目すべきはNagaのソール。センサーの挙動に関しては後日の記事にて詳しく検証する予定ですが、「3.5G Laser sensor」の癖を考えるとかなり良い印象を受けます。マウス全体を丸く覆う外側のソール、厚みのあるテフロンリング。この2つをもってすれば、センサーに対する接地面が常に平面に近い状態を維持できるのではないでしょうか。以前、私も同じような考えでソールを自作したことがありますが、まさにそれの完成形であるような形状。でありながら、設置面積も極力少なくしてあるので、フィーリングが重くなることもありません。これはセンサーの挙動検証に期待が持てますね。

持ち方

さて、ここまでマウスの形状について見てきたわけですが、このレビューを通してそれぞれのマウスの持ち方(持たれ方)に向き不向きがあることが分かってきました。各マウスが推奨とする(とされる)持ち方を勝手に検証してみましょう。

マウスの持ち方は大きく3種類に分類されます。簡単に紹介すると、手を完全にかぶせる形の「かぶせ持ち」。マウスを指先だけでホールドし、つまむ感じになる「つまみ持ち」。そして、指先と手の腹を使ってホールドする「かぶせ持ち」と「つまみ持ち」の中間のような「爪(指)たて持ち」。の3種類になります。普段の私の持ち方はこの分類でいくと「爪たて持ち」になります。持ち方の種類についてはWikiにて詳しく解説してありますのでそちらを参照してください。(forPCActionGamer Wiki マウスの持ち方

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上から「かぶせ持ち」「爪たて持ち」「つまみ持ち」の順です。

Mambaが推奨とするであろう持ち方

Mambaは全ての持ち方において使えると思います。「かぶせ持ち」「爪たて持ち」においては、サイドボタンも難なく押し分けられ、リフト(マウスを持ち上げること)も簡単です。「つまみ持ち」においては、前のサイドボタンが遠くなり、実質押せなくなってしまいますが、ラバーが張り付いている左右のくぼみのおかげでリフトにも影響がありません。やはりこの形状はひとつの答えなんだなぁと改めて感じました。全くの個人的な印象ですが、各持ち方に対する対応度を5段階の数値で表すならば、「かぶせ持ち」:「爪たて持ち」:「つまみ持ち」で「5:4:3」ですね。

Nagaが推奨とするであろう持ち方

Nagaについては「かぶせ持ち」「爪たて持ち」推奨といったところでしょうか。「つまみ持ち」でも持てなくはないですが、薬指の位置に非常に困ります。薬指の位置がくびれていて、そこにすっぽり置けるようになっているのですが、これはあくまで「かぶせ持ち」「爪たて持ち」時の薬指の位置で、ちょっと下がってしまう「つまみ持ち」では、指をかける部分がなく不安定になります。それに親指も基本的に12キーの上に配置していますので、力を入れ辛いんですよね。それらが相重なり、「つまみ持ち」ではリフト動作がし辛いです。逆に「かぶせ持ち」「爪たて持ち」ではホールド感が非常にシックリきます。ただし、「かぶせ持ち」してしまうと、親指の位置が前に行き過ぎるので12キーの下部を押し分けることが困難になりますので、ベストは「爪たて持ち」です。同じく全てを数値で表すと「4:5:2」になります。

Imperatorが推奨とするであろう持ち方

これまでの流れと全く逆に、Imperatorは「つまみ持ち」を推奨しています。NagaやMambaとは違い「かぶせ持ち」時に薬指の位置に非常に困ることになります。「つまみ持ち」をした際に、良い引っかかりとなるデッパリが、「かぶせ持ち」時の薬指の位置とちょうど重なり不安定です。「爪たて持ち」であればギリギリそのデッパリ以下に指を収めることができますが、それでもちょっとした違和感はありますね。「つまみ持ち」ではサイドボタンを一番後ろまで下げれば押し分けもできますし、ホイール下部に付けてある追加ボタンもゲーム中に押すことが可能な配置になります。Imperatorは間違いなく「つまみ持ち」がベストでしょう。同じように数値で表すとするならば「1:3:5」です。

外形編総括

ユーザー視点からマウスの形状なり、ボタンなりを見てきましたが、「うまく住み分け出来ているな」というのが正直な感想です。特に持ち方を検証している時にその印象を強く持ちました。Nagaはちょっと特殊ですが、これだけハッキリと向き不向きが出ましたので、自分の持ち方でマウス決めるというのも1つの方法だと思います。こういった視点で見ることがなかったので、持ち方によるアプローチがあるなど考えてもいませんでしたが、冷静に見れば簡単には矯正できない要素ですから大切な事ですね。本日得た情報と印象を元に、後日のレビューをしていければと思います。さて次回は「センサー編」です。ファームウェアとのからみやこのセンサー独特の癖などを中心に掘り下げていきたいですね。

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